一つの仕事を16年もやっていると
やり始めの頃に会った子供が
立派な大人になって、再会しに来てくれることがあります
昨日、会いに来てくれた彼は10代の頃から知っています
で、相談の内容が
行き詰っていることだったんですが
色々と近況を聞いてみると
家の複雑な事情もあったのですが
見事に自立し、今では立派に働いています
しかし
よくよく話しを伺うと
借金があると
で、その借金についての認識が相当甘かった
別に借金が悪いとは言っていない
出来ればしない方が良いですが、会社等を経営されている方なら理解頂けると思いますが
経営上の借金をされている方は、結構多いですよね
でも
カードローンやサラ金などで
お金を借りると
年利が18%掛かります
要するに、100万円借りると
年間に利息だけで18万円も払わないといけません
月割りにすると、なんと!15000円!
でも、実際に最低支払い金額とか言うのがあり
20000円の支払いでもOKとなっていることがあります
するとですね(理解している人は読まなくてもいいですよ 笑)
元金が5000円しか減らないんです
となると
延々お金(利息を)を払い続けないといけなくなる
また支払い後の明細書には、利用可能額と書かれている部分があり
これを見ると、どうも貯金の残額に見えるそうなんですねぇ
彼の相談に関して
ホワイトボードを使って、金利の計算をし
そして、今のままではいついつに終わる予定
そう、予定と書き
詳細を理解してくれました
で、彼の反応は
「そうやねん先生、そん時な、僕無駄な使い方しててん」って
過去の反省をしはります
でも
僕は、そこで一喝しました
「いまさら、過去の反省をしてどないすんねん」って
それよりも、今を見て、そして前を見る
だから、今までよりも多く返して
目標を設定し直そうって
すると
今朝電話があり、昨日はよく話しが分かったので
これから踏ん張りますって、元気な声で連絡があった
役に立てたかどうかは分かりませんが
でも、世間のお金に関する事を学ぶ機会が少なすぎる
そんな気がしてなりません
貸すのが悪いのか
借りるのが悪いのか
そんなことは、個人個人で決めれば良いですが
それでも、金利がどれほどの負担があるのかは
事前に知っておくべきでしょうね
公的な機関の借り入れの金利は
3%を割っているのにね。
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