とある65才の男性の話です
このお方は会社を経営されている社長さんで
お酒も良く飲み、お肉も好きだとか
そしてゴルフではドライバー(最初の一打目に使う大きなクラブ)の
飛距離が270ヤードと言って豪快に笑う方です
さて、この社長さんが
ある日、車を運転して
知り合いの方が出演する演劇を
見に行かれました。
見る前に腹ごしらえとして
うな重を頂いたとか
で、お腹の頃合が良くなり
いざ劇場へと向かい、席に座ったら
あら?
とたんに息苦しくなり
急遽劇を見るのを取りやめ
ほうほうの体で病院へと向かったそうです
病院で検査をして頂くも異常は無く
血液検査も問題なし
で、いつもの掛かりつけの内科に行くと
血圧が高いので(昔は150でOKでしたが、今は135でも危ないとか・・)
血圧のお薬を出され、納得しないまま帰宅し
薬を飲む日々になりました
しかし、長年の友人に
非常に失礼かも知れないが、心療内科に行ってはどうか?と進められたそうです
で、心療内科に行くと
ストレスだと言われ、ここでも処方箋を出され
また新たな薬が出されました。
しかし
別にストレスと言われても
全く本人には、心当たりが無く
薬を飲み続ける事で、益々気力が落ちていく様に感じたそうです。
で、相談を受けたのですが
身体を診て見ると
身体は非常に硬くなっていて、気力と身体の中の悲鳴が
アンバランスになっていました
これは、心は大丈夫と思っていても
(または、そう気力で思い続ける事が出来る人がいます)
身体はよる年波に勝てずに(日頃の怠慢ですかね 笑)
各関節が悲鳴を上げていたのです
そうなると
身体は悲鳴を上げる
しかし気力では、それらを無視し続けるので
身体のバランスを崩し、そしてなんらかの症状を出す
と言う典型の様な気がします
今、地震の恐怖、そして原子力の恐怖
以前から続く不景気の恐怖、などなど
目に見えない恐怖で、人は縛られています
そんな中で、僕は、私は元気です!と無理をして言う必要はありません
ちょっと身体と対話をして、そしてご自身の身体に気持ちを向け
疲れているのなら(身体だけでも)休息を取る必要があるでしょう
本当のストレスとは
自己の中の不一致が(自分が思っている事と、そうでない部分)原因なのですね。
さ!
大きな深呼吸をして、身体を感じましょう
余裕のあるかたは、腕を回したり
ちょっと身体を捻るように回転させてみて
気分転換を心掛けて下さい!
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